補助役員について
●役割
試合コートの運営補助、司会進行、選手サポート、など試合を運営するサポートをするのが役割です。試合が円滑に進むように審判、選手のサポート役として補助します。
●作業内容(試合中)
①選手点呼・召集
・点呼は基本的に審判がやることが多いので、恐らく行いません
・試合が終わり勝った選手に次の試合の赤青を指示するなど作業する場合あります
・次のカテゴリーの試合選手を集めておくなどの準備を行う場合あります
②選手呼び出し
・試合前の選手呼び出し 「赤○○選手!青○○選手」
③記録
・トーナメントの記録:トーナメント表で勝ち負け(点数も)記載し本部へ通達します
・試合点数等の記録:組手などの場合、技の攻防の記録をとります(赤C1、青技ありなど)
④団体戦メンバー表、形オーダー用紙の提出確認
・形の場合は、どの形を行うか事前にオーダー用紙に記入し提出させます。未提出は失格
・団体の場合は、団体メンバーを記載したメンバー表を提出してもらいます
⑤タイムキーパー
・組手の場合はデジタルタイマーで時間を計ります。正味(フルタイム)の場合は審判の止めに合わせて時計を止めます。正味じゃなく流しの場合は止めで時計を止めません。審判が止めてと言った場合は止めます。
・デジタルタイマーの他にストップウォッチで同様に時間を計ります。タイマーが故障、電源が切れた場合などのためです。止めの時は、時間を止めているのがわかるように、手をあげストップウォッチをみんなに見せます。
・10秒前になったら、ブザーを2回鳴らし十秒前の合図をします。
・時間になったらブザーを長押しし終了したことを審判に知らせます。
・タイマーの場合はブザーは付いている場合もありますし、無い場合は電子ホイッスル等で音を鳴らします。
⑥得点係
・組手の場合は、赤青にポイント、ウォーニングが入った場合に得点を加算します。
・ポイントは有効(1点)、技あり(2点)、一本(3点)となり、点数の札を加算していきます。
・C1(カテゴリー1)は、審判が手をクロスしたジェスチャーの場合のウォーニングです。
・C2(カテゴリー2)は、審判が人差し指を立てた時のジェスチャーの場合のウォーニングです。
・C1、C2は1回目が忠告(W)、2回目が警告(K)、3回目が反則注意(HC)の札を表示します。
・デジタルタイマーの場合はタイマーに得点版が付属されている場合もあります。
⑦試合判定
・形試合の場合は、審判が判定した後記録席にいる補助役員が勝ち負けの判定を行います。
・「判定!ぴぃーぴ!」の合図後、旗数を確認し「ぴ!」で旗を下した後に、「赤の勝ち」「青の勝ち」と勝ちなのりをあげてください。
●試合前
・補助役員担当が集まって事務局の人にコート割り等の打合せがあります。
・各コートの準備などをやる場合もあります。各コート、机2つ、パイプイス、得点版などの衣装ケースなどを用意します。
・パイプイスは試合用(形:7個、組手7個)、補助役員用5~10個くらい。
●試合後
・試合が終了し担当コートでの試合が全て終了した場合は片づけを行います。
・机、パイプイスなどは所定の場所に戻し、試合コートのテープなどははがしてゴミとなります。
・得点版などの道具は衣装ケースに片づけ、本部へ持って行きます。
●その他
・わからないことがあれば審判か、コート長に聞いてください。コートを統括しているコート長に聞くのが1番です。
・呼び出しは大きい声じゃないと選手が聞こえません。大きい声でお願いします。
・基本的には上記内容ですが、試合によっては進め方が違う場合もありますので、その際は各試合の進め方に合わせて対応をお願いたします。
●最後に
補助役員を引き受けてくれて本当にありがとうございます。
補助役員がいないと試合運営ができません。自分の子供たちの試合が観戦できないかも知れませんが、選手が試合をするために必要なことですので何卒ご理解ください。
我々が補助役員をやらない場合は、他の道場のご父兄が担当していたり、高校生、大学生の部活の部員が行っています。担当が回ってきた場合はご協力をお願いたします。
無事試合が終えられ、選手が良い試合だったと思える試合作りを目指しましょう。
以上
